創業23周年の『WAVE理容室』。入店時、出迎えてくれるのがスローなJAZZの調べと
アロマの香り、そしてオーナー夫妻・松田基一さん&和子さんのステキな笑顔です。
基一さんの丁寧なカット、カラーなどの施術には男性ファンが多数。髭や肌の状態を見極めて、同じお客さまの顔そりにもカミソリを3本ほど使い分け、ハサミも髪質を見て、使いわけるという職人気質な基一さん。
最近は切り口が楕円形になり、髪の組織をつぶさないので枝毛になりにくいというナノメタルのハサミがお気に入りだそう。
施術の最中にに寝てしまう方が続出するほど、リラックスできる貸切の理容室です。
実はこの理容室には女性も多く訪れます。目当ては、和子さんによる「お顔そり美容法」
けやき散歩道きってのおしどり夫婦、と言える松田夫妻。そもそも基一さんが開業するにあたり、自分も理容師の資格をとり、サポートにまわろうと考えた和子さん。
まさに内助の功なのですが、理容技術を学ぶ中、顔そりに関して特に興味を抱き、
お顔そり専門の学校へ。
お顔そりからはじまり、美肌の手入れをつきつめて学び、理容師エステティシャンという肩書きの今に至ります。5年前、基一さんも奥様の技術を多くの方に知ってもらいたいと思い、店の奥に顔そり専用サロンスペース(プルメリア)を設け、今のようなゆっくりくつろげる完全予約制のサロン展開となったそうです。
気になる「お顔そり美容法」ですが…顔そりといえば自分で行うむだ毛処理ぐらいしか想像できず、実際、女性が人にやってもらうことはなかなかないもの…。ブライダルの準備で、ウブ毛そりケアをするのが初体験という人が大半でしょう。
その際にシェービングの気持ちよさを知り、男性が羨ましいと思う女性も多いのでは。
「実はシェービングこそ、究極のエステなんです」と和子さん。「お顔そりは美肌再生の手助けをし、肌改善にもつながります。帰る際には、皆、その変わりように、びっくり。満足されます」とのこと。ここで「お顔そり美容法」約50分で3500円(税別)を少し紹介しますと…
その1 肌の悩み、眉の形の希望を伝えます。
その2 クレンジングしてメイクを落とします。
その3 顔そり前に肌の保護、保湿ケアをして、顔そり。眉カット。
その4 コンディショニングパックをして肌を鎮静し、保湿。
その5 仕上げにベースメイクをしてもらいます。
という流れです。
お顔そりと一概に言っても、男性と女性では皮膚の構造が違うので、理容室で通常行っているものとはまったく異なるシェービング法。
そして敏感肌でも安心な沖縄の海洋深層水を使った無添加化粧品を使って、施術は行われます。 ターンオーバーにあわせて1ヶ月に1度、このケアを受けると肌にはベストだそうですが…。
普通のエステ通いを考えると、美容室やネイルサロン感覚で通えて、効果があるなら魅力的!実際、お肌の悩みを抱える40代以上のリピーターが多く通い、なかには「美肌のワケを聞かれても、このエステは内緒にしている」という人もいると聞けば、ますます気になります。
とにかく成人した息子さんが2人いるのに、50代にして若々しい松田夫妻を見たら、このサロンの実力、センス、快適さが一目瞭然、伝わります。一度、カップルやご夫婦で揃って予約をいれてはいかが。