旧国道沿いに大きな看板を掲げる「鳴尾ぴっと骨盤整体院」。「患者さんにとって駐車スペースは確保したかったんです。そしてカラダを施術する場所なので閉鎖的でなく、明るい空間が理想でした」とオーナーの影山博大さん。もと飲食店だったという物件は、窓が多く、明るく広々。探していた条件にぴったりだったので、ここだ!と決めて、それまでの共同経営から独立、29歳の若さで2018年4月にオープンを迎えました。
西宮育ちの宮っ子ですらっと背が高く、スポーツ万能なイメージの影山さんが中学・高校でやっていたのは柔道。柔道で肘をケガをした際に、道場の先生でもある柔道整復師の施術を受けて、こういう仕事もいいな、と思ったのが始まりでした。そして高校卒業後に柔道整復師の資格を習得。その後、より多彩な症状に対応したいと思い、鍼灸師の資格も習得。来られた患者さんの完全な健康を目指したいという想いは、施術姿勢にしっかりと現れています。
「肩こりや腰痛などの不調を、マッサージなどで一時しのぎをしていても、症状は一向によくなりません。その原因をしっかり見極めて治療するのが当院です」と影山さん。例えば、痛みの原因はインナーマッスル(体幹や深層部の筋肉)の衰えから骨盤や背骨のゆがみがおこり、そのゆがみが神経を圧迫しているケースが大半だとか。そこで徹底的に痛みや悩みの解決に向き合ってくれるのです。まず問診から詳しく症状、生活スタイルなどを詳しく聞き込み、施術前後の変化がわかるように立ち姿と座った姿を撮影するなど、時間をかけて丁寧に対応。治療法の一例としては、ハイボルト治療といってスポーツ選手も使用している即効性のある電気治療器を使った治療、カラダのゆがみを最先端の骨格矯正ベッドを使い、ストレスフリーで骨盤、骨格を矯正、なかなか鍛えにくいインナーマッスルを特許取得の複合高周波を使って鍛えるトレーニング、姿勢をよくするストレッチの指導…。症状によってプログラムを細やかに組んでいきます。
そして最終的に、目指すは患者さんの完全な健康だそうですが…。完全な健康とはいったい?「鳴尾ぴっと骨盤整体院」が唱う定義では「身体の中から湧き出るエネルギーと、バランスのとれた筋肉と骨格を実感しつつ、湧き出たエネルギーが周囲に伝わるような状態」だそう。なるほど、影山さんはもちろんスタッフのみなさん、姿勢がしゃんとしていて笑顔イキイキ、エネルギッシュ。そんなスタッフの徹底的な治療を心掛ける姿勢に感激し、ファンになる患者さんが急増しています。
院内にはキッズスペースもあるので、産後の骨盤の開きやゆがみの矯正や育児中の体のだるさ、疲労を癒してほしいと訪れるママも多数。インナーマッスルを鍛え、かっこいい健康ボディを手にいれたいと来院する女性も。幅広い世代が気軽に通えるサロンスタイルが新鮮です。